リフォーム前検査

リフォーム工事は床下や屋根裏、壁の中が表に現れる絶好のチャンス。
間取り変更やフローリングの張替えなどで終わらせるのはもったいない。
これから長く住むことを考えて傷んだ箇所の補修や補強工事も一緒に済ませてしまうと効率がよいです。事前にお住まいの状態を調べてリフォーム工事の計画に組み込みましょう。

基礎の貫通クラック

貫通クラックは構造クラックとも呼ばれ、構造躯体や地番沈下に起困して起こることが多い。

床下地材の著しいカビ腐朽

カビの発生は木材腐朽の始まり。ここまで放置すると材料交換が必要。

排水管周囲の漏水

早期に発見することで漏水箇所の補修と木材部分の防腐処理で対応が可能。

外壁塗膜のチョーキング現象

外壁を触って白っぽい粉が手につくようであれば塗り替えの時期を判断。

小屋裏の雨漏り

小屋裏内に雨漏りの跡が確認されることは周辺部の構造部分の劣化を促進させる。

接合金物の錆・腐食

小屋組内の換気が不十分であると接含金物が錆びて腐食が進む。

「リフォーム前検査」の特徴

床下や屋根裏などの目の届かない箇所に不具合が潜んでいなかを調査します。
また、建物の内外装の劣化状況を第三者目線でチェックします。
さらに、非破壊検査機器を用いて建物の傾き・基礎コンクリート強度・鉄筋探査、木材水分量のデータ測定を行い、リフォーム時に交換や補修すべき内外装材や構造部材、建築金物の情報を集めます。

リフォーム会社がサービスの一環として、無料で建物診断を行っているケースがあります。そういった無料診断は工事受注が目的となっていることが多く客観性に欠ける場合があります。当事務所のリフォーム前検査は設計・施工を一切行わない消費者サイドの第三者検査です。
また、リフォーム前だけでなく工事が始まってからの工程検査も承ります。別途ご相談ください。