家づくりはほとんどの人にとってはじめての経験であり、そう何度も行なうものではありません。
だからこそ専門家の力をうまく利用しながら、後悔のないよう進めていただけるよう全力でサポートいたします。
「新築工事中検査」のメリット
- 施工業者では目の届かない不具合箇所が隠れて見えなくなる前に是正ができる。
- 施工ミスの起こりやすい部位に対して事前に注意喚起を促すことができる。
- 施工基準のあいまいな「現場任せ部位」について適切な施工を指示できる。
- 第三者検査が入ることで現場によい緊張感がうまれる。
- 検査報告書や画像データを「住宅履歴情報」として残すことができる。
- 引き渡し後いつでも住まいの相談ができる専門家としてサポートできる。
第三者検査が入ることで建築会社との関係が悪くならないかと不安に感じる方がいますが、
住宅業界において、第三者検査はもはやめずらしいものではなくなりました。
第三者検査で建築中に不具合箇所を無くしておけば、建築後のアフター点検でも問題が出ることが少なく、
監督や職方にとってもメリットがあります。
検査機器
オートレーザー
シュミットハンマー
鉄筋深査機
木材水分計
スタッドセンサー
水準器
「新築工事中検査」検査工程
基礎配筋検査
検査の役割
基礎の役割は、上部構造からの自重や積載荷重などの鉛直荷重を支えることにあります。
また、外的要因である地震力や風圧力などの水平荷重に対しても安全である必要があります。
検査内容
鉄筋径及び配筋間隔、定着長さ、継手長さ、補強筋、スラブ筋・立上り筋の被り厚さ、スペーサーブロック、地盤面の締め固め状態、防湿シートなどを確認。
構造躯体検査
検査の役割
構造金物の取付け完了後になるこの検査は、構造強度や耐久性を決める重要な検査となります。確認すべき項目も、耐力壁や固定金物関係など多岐に渡ります。
検査内容
金物の取付け位置・種類、筋違い耐力壁、面材耐力壁、剛床、小屋組、コンクリート圧縮強度、防腐防蟻処理などを確認。
外装下地防水検査
検査の役割
「開口部サッシ周囲」「軒天井と外壁の取り合い部」「バルコニー」は雨漏りの3大部位となります。漏水事故は家の耐久性に大きく影響する因子となります。
検査内容
防水シートの材料・張り方、軒天井の先張り防水シート、開口部周囲の防水テープ、三面交点の防水補強、バルコニー防水、オーバーフロー管などを確認。
壁断熱材検査
検査の役割
断熱材の施工不良は断熱性能の低下だけにとどまらず、壁内結露を誘発しカビ発生の温床となります。家の耐久性が落ちたりや健康被害などの影響が出てきます。
検査内容
壁断熱材の種類・厚さ、防湿層のタッカー留め、下屋根・外気に接する床（キャンティ部分）・妻壁の断熱欠損などを確認。
竣工検査
検査の役割
建物完成後の最終確認となります。引渡し直前に検査を実施して不具合箇所の補修を要求します。
検査内容
基礎コンクリート、内外装の仕上がり、外部シーリング、バルコニー手すり壁、換気設備、建具の開閉、火災警報装置、階段、床下構造、床断熱材、床下設備、小屋組点検、天井断熱材、含水率測定、水平垂直精度測定
※床下点検：内部まで潜り目視確認します。
※小屋組点検：点検口より目視確認します。
検査料金
230,000円（税込248,400円）
※延床面積40坪（132㎡）までの料金です。40坪を超える場合は別途お見積いたします。
※すでに建築工事中の方は工事の進捗状況に応じて別途お見積りいたします。
※交通費は原則別途とさせていただいております。
検査の流れ
